| ●働きと用途● |
- 先にもあげたように、パパイン酵素には、脂肪やたんぱく質などの健康な細胞には影響を与えず、古くなって老化した細胞だけを分解する働きがあります。
- こうした働きを利用して、フィリピンではイボや魚の目をとるのに、今でもパパイン酵素を含んだ乳液が使われているそうです。
- また、脂肪に対する分解能が高くなることから、肥満や高脂血症にも有効で、これらを原因とする動脈硬化や糖尿病、脂肪肝、慢性肝炎に有効的だといわれています。
- これら以外にも、下記のような分野で利用されています。
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市場に並んだ青パパイヤや島野菜 |
| ■食品分野 |
- たんぱく質を分解する働きがあるので、肉の軟化剤として使われるのはよく知られています。
- 他にも、醤油発酵促進剤、ビスケット酵母発酵代替剤、植物・動物性蛋白質分解剤として使用されています。
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| ■化粧品・薬用入浴剤 |
- 古くなって老化した細胞だけを分解する働きを利用して、皮膚の清浄や日焼け止め、シミ取りなどに使われています。
- 基礎化粧品として利用すると、ニキビや吹き出物の原因を内部から絶ち、入浴剤として利用すると、体の古くなった細胞(死細胞)を分解するので、体臭がなくなり、肌がイキイキとしてきます。
- 他にも、新陳代謝の促進やくすみ、傷跡の除去などの研究も進められています。
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| ■薬用分野 |
- バクテリア、寄生虫予防効果や消化を助ける働きがあり、婦人病、白内障、虫刺されに対しても期待されています。
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| ■日用化学分野 |
- 頑固な汚れの一つである、古い皮膚角質や余分な皮脂を取り除くだけではなく、衣類を柔軟にし、殺菌の効果を利用して、石鹸やトイレ洗浄剤、衣類用洗剤等に使用されています。
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| ■家畜用餌 |
- 家畜用餌に混入すると、成分内の蛋白質含有量を増加させる働きがあるため、少ない餌代で高蛋白の餌となります。
- 他にも、猫やウサギの毛球症予防、改善食品としても用いられています。
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| ■皮革分野 |
- 脱皮剤として皮革染めに使用すると、毛穴が目立たなくなり、色鮮やかな皮革に仕上がります。
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| ■繊維分野 |
- 絹紡績工程のセルロース・アセテート混入剤に使用されます。収縮率を0%に近づけ、柔軟性と耐久性を高めます。
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